<日本に帰ってからのお話>

「残念ですが・・・・」

日本に帰国して、ひたすら、「オファーが受理される日」を待つ。
タカコさんの話では、1月×日までに、現金等で購入できない場合は、うちのオファーが通るらしい。いよいよ、×日。
なんと・・・・・「残念ですが・・・」

ゲッ。
すっかり買えると思って、舞い上がっていた私たち。
ショックは隠しきれない。タカコさんのそのメールには、今の時点で残っているお部屋も書いてあった。ハワイに行った時に残っていた第二候補のお部屋は、前日に買い手がついたそうだ。19階でもう一部屋あるが、この部屋は、予定より少し高い。おまけに、ホテル管理なので、中が見られないそうだ。しかし、今すぐにでも決めないと、どんどん売れていってしまう。
どうしよう。
しかし、買えないと思うとますます欲しくなる。
ダンナと相談し、少し値段を下げて(それでも、22階の部屋よりは高かった)オファーすることにした。ホテル管理ということは、昨年内装もリノベーションしたばかりなので、かなりきれいだ。私たちが宿泊した部屋と、内装も一緒だし、置いてある家具も一緒。つまり、内覧こそしていないが、室内の状態はほぼ一緒。アイコロに泊まっておいてよかった〜。



再びオファー

早速、タカコさんに再度挑戦・・・いやいや、オファーしたいとメールした。
今度は、購入の条件として、「3000ドルの追加内金」に変えてもらった。前回は、4000ドルにして、残高が足りない→海外送金しなくちゃ、となったので、3000ドルならば、セントラルパシフィックの口座からすぐ手配ができるというもくろみからだ。
もうひとつ大きな違いは、前回は、オファーのサインは直筆だったが、今回は、「タカコさんがエージェント(代理人)としてサインし、オファーが受理されたら、本人がサインする」ようになったこと。
ドキドキ・・・
これでダメだったら、いったん諦めよう。(ダンナとそういう約束をしたけど、多分諦められないだろう)

「おめでとうございます!」
オファーしてから、待つこと1週間。
そろそろかな・・・・と期待に胸膨らませ、もう限界!!と思ったら、おめでとうございます!!と連絡がきた。
やった〜。何だかロッキーのテーマ曲が頭の中で鳴り響き、妙な達成感すらある。思わず、「エイドリアーーーーン」と叫びそうだ。
喜んでばかりはいられない。
早速、追加内金の3000ドルの手配をしなくてはならない。
セントラルパシフィックバンクに指定されたところに小切手(前回同様の銀行振り出しの小切手)を振り出してもらうようファックスで指示を出す。

しばらくして、オファーの原本が送られてきた。
それに、サイン。サイン。2度目となると、悲しいことにコツをつかんで、サインも進む。これをタカコさんに送り返す。
そのほかに、エスクロー開始の書類もあった。どの書類にも、サインする場所には付箋がついていたので、英文が読めなくても何とかなった。
でも、付箋がなかったら・・・・恐ろしい。

私たちが購入することになった19階のお部屋は、ホテル管理のため、オファーが受理されたあとも内覧はできなかった。
やっと、2月16日にタカコさんのほうで1時間だけ内覧が許されたそうだ。
どんな部屋だろう・・・
タカコさんからデジカメで撮った写真を送ってもらった。パソコンを覗き込むダンナと私はニコニコだ。想像以上にきれいな部屋だ。最高の誤算?は、キッチンに電気コンロがついていたこと。これで、簡単な料理なら心配ない。(私たちが宿泊していた部屋には、コンロはなかった)
なんとラナイからも、すこ〜しだけ(ホントに少しだけど)海が見える。海は見えないと諦めていたので、喜び倍増だ。室内を見ていないから、値切ってしまったが、多分部屋を見ていれば、言い値でオファーしただろう。
ま、結果オーライ!!



いよいよ大詰め、海外送金

タカコさんといくつかの書類をやりとりしつつ、為替レートを日々チェックする。
何万ドルも送金するのだから、1円違ったら・・・・!!タイミングを見て送金するつもりでいた。
ちょうど、アメリカ(世界的にも)がイラクに戦争を仕掛けるのでは?とのことで、情勢は不安定。すぐに送金できるように、シティバンクにお金を準備した。
シティバンクに口座を作ったのは、TCの発行手数料が無料であることと、海外送金の手数料が安い(=と思った)から。おまけに、電話での送金もできて24時間レートを見ながら有利に運用できるし、ネットや電話ならば、手数料はさらに安い。即日送金だし。

が、世の中そんなに甘くなかった。
なんと、電話での送金は3万ドルまで。5万ドル以上は窓口受付オンリーだという・・・それでも、他の都市銀行に比べれば手数料は安いしー
しかし、そんな思いも無残に打ち砕かれた。どうも、新聞等に載っている「対顧客レート」(=みずほ銀行・東京三菱銀行)と、シティバンクのネットでの対顧客レートが違うのだ。
今は、規制緩和の時代。そもそも、横並びのレートばかりだと思っていたが(現に、メガバンクのレートはほぼ横並び)銀行によって違うのだ。
シティバンクのレートは・・・・よくない。(少なくとも、私たちが送金したときは、1円近く違った)
しかし、今更こんな大金を違う銀行に持っていくのは無理だ。だからといって、シティバンクからメガバンクに送金したら・・・。一日の送金限度額を超えてしまう。
泣く泣く、シティバンクからそのまま送金することにした。
そろそろ、底値かな〜と思っていたら、円安に動き始めた。今だ!!と海外送金決行!

決行したのは、ダンナ。
ダンナがシティバンクの窓口に行き、無事送金完了。窓口での送金手数料は、4500円なり。
それにしても、レートのマジックがあったとは・・・。手数料の安さに目を奪われて、失敗してしまった。はあ・・・。

即日入金になったので、セントラルパシフィックに、エクスローにあてに送金してくれるように依頼して、ひと段落。(なんと、この手数料が、65ドルもかかった・・・。後で知ったんだけど)
この時点では、3月7日に登記をした場合の金額は確定していたが、少し大目に送金しておいたほうかよいとのことだったので、大目に送金した。



いよいよ大詰め、アメリカ大使館へ

私たちの登記予定日は、2003年3月7日(ハワイ時間)。
それまでに、エスクローから届いた書類を持って、アメリカ大使館で「サインの認証」し、それをエスクローに送り返さなくてはならない。
サインの認証は、公証人役場でもできるらしいが、アメリカ大使館に入ってみたかった(ミーハーな理由・・・)し、その方が断然安かったので、大使館で認証してもらうつもりでいた。
アメリカ大使館での認証は、毎週水曜日の午前中のみ。
早く来ないかなーと日々待ち続けるも、来ない。心配になって、タカコさんに連絡すると、混んでいるらしく、登記は遅れることもあるそうだ。
ちょっぴり、安心(^^♪

そして、2月28日。家に帰ると、FEDEXからの「不在者連絡表」が!
来た〜!!早速、営業所に再配達の依頼の電話をするも、当日の再配達はしないので、早くても到着は明日とのこと。
えー。早さが売りなのに、翌日配達とは・・・(-_-;)

3月1日に届いた書類は、タカコさんからのお手紙と、アメリカ大使館でサインする書類、自分たちでサインする書類、エスクローへの返信封筒だった。
とりあえず、一番早い水曜日の3月5日にアメリカ大使館へ行くことにした。

アメリカ大使館なんて、ニュースでしか見たことがない。
ドキドキである。ジンジャーさんのHPでアメリカ大使館の様子を学習し、いざ出陣!

いつもより、少し早めに家を出て大使館に向かう。
大きな建物なのですぐにわかった。門があり、警備員がいる。日本人のようなので「サインの認証を・・・・」というと、「この先の正門から入ってください」とのこと。
こんなに大きな門なのに、これは通用口ってことらしい。

塀沿いに進むと正門がどーーんと登場!(やはり、先ほどの門とは比べ物にならない大きさ)
警備員の人がいて、入り口でパスポートをチェック。ここで、食べ物は没収される。警備員の脇にクーラーボックスがあり、そこで保管してくれるようだ。
第一次関門を突破し、進むと、第二次関門。ここは、建物の入り口で、ガラス張りになっている。外からは、中の様子が全く見えないので、かなり不安だ。どんなチェックなんだろう。
私はダンナと一緒に、緊張しつつ待つ。結構厳重なチェックらしく、チェック待ちの列が出来てしまった。
ひとりずつ、中に入り、飛行機のようなボディーチェックを受ける。ここで、携帯電話や、ラジオは没収。携帯電話は電源を切って渡し、受け取り用の番号札をもらう。

特に問題がなければ、あっさり終了。
ダンナは、ラジオを持っていることをすっかり忘れていたらしく、X線の検査でラジオ所有が発覚し、慌てたそうだ。
見えないガラスの先で、どぎまぎしていたらしい。
入ってしまえば、中からは外が見える。皆が緊張して並んでいた。

入ってすぐのところに、銀行風のロビーがある。
イスがいっぱい置いてあり、ブースも10個くらいあり、よく銀行で見かける番号をとる機械で番号を取り、番号が呼ばれるまで待つ仕組みらしい。
とりあえず、皆番号を取って待っているようなので、番号を取る。しかし、よく見ると、番号のしたに「アメリカ大使館査証課」と書いてある。んー、ここはビザの人??サインの認証はここでいいのだろうか???
しかし、日本の銀行と違うのは、聞く人がいないこと。きょろきょろすると、入り口を入ってすぐ左に「公証」と書いた看板があった。しかし、覗きこむと、誰もいない。ブースの奥には、人がいるけど、そこに入っていいものか・・・・

一度席に戻り、ダンナと不安がりながら、順番を待つ。
すると、公証の方へ数人入っていくのが見えた。あー、入ってもいいんだ〜。
勇気を出して、そこへ入っていき、奥に座っている人に「サインの認証を・・・」と話す。
ここでいいそうだ。ホッ。ここには、誰も並んでいないので、待ち時間は0。
公証をお願いする用紙を出すと、「料金は、50ドルになりますから、あちらで支払ってレシートをこちらに持ってきてください」とのこと。
入り口脇の会計で、50ドルを日本円で支払う。レートは、結構よかった。
しばらくして、英語で名前が呼ばれた。今度は、外国の方とエイゴで話し、言われたところにサインする。そして、大使館の人がハンコを押して、終了。

さぞかし、時間がかかると思っていたのに、すぐに終わってしまった。半日も仕事を休んだのに・・・。近くのコンビニでコピーを取り、同封してあった返信用封筒に入れで、ホテルオークラに向かう。ここのエクゼクティブラウンジでFEDEXを取り次いでいるそうだ。
エクゼクティブラウンジに、封筒を差し出すと・・・「この送り状はアメリカ国内専用なので、こちらでつけかえてもよろしいでしょうか。料金はこの番号につけておきますので」とのこと。
ホッ。
その送付票に英語で「料金は受取人払い」みたいなことが書いてあったので、すっかりタダだと思っていたので、一瞬びっくりしたが、受取人払いにできるようなので、一安心。(受取人払いと言っても、エスクローの清算の中に、郵送料が入っていたので、一緒だけど)
伝票番号を聞き、無事完了。
とりあえず、労をねぎらうため、ダンナとお茶をしてから、会社に向かったのでした。



まだまだ続く手続きがいっぱい

送るものも送ったし、あとは、3月7日の登記を待つだけだ。
日本時間では、3月8日。しかし、登記完了の連絡はない。だいじょーぶかなーーー
タカコさんに確認してもらうと、売り手側の書類が遅れているらしい。結局、3月19日の登記となった。
そして迎えた、3月20日(時差の関係で)。
タカコさんから登記完了のメールがきた。ばんざーい。3月分の管理費・借地代・固定資産税は、日割り計算しなおして、エスクローに多く振り込んだ分も清算して、セントラルパシフィックバンクの口座に振り込んでくれるとのこと。

しかし、不動産は買って終わるものではない。
私たちは、使わない期間をレンタルしようとしていたので、そこからが、第二のスタートラインだった・・・・
まずは、管理会社(人?)。これは、タカコさんのほうで、こちらでHPでゲストを入れた場合に、掃除の手配や現地物件の管理をしてくれる人を紹介してもらった。
しかし、私たちのような管理形態を依頼する人は、いないようで、その仲介にタカコさんも苦労したようだ。その方との契約を交わす。
そして、当座預金の開設。今までは普通預金だったが、オーナーになると(ふふふ・・)管理費や、保険料などなどの支払いがあるので、当座預金を開設しないといけないそうだ。
日本だと、普通預金からの口座引き落としが普通に行われており、当座預金なんて縁がないが、アメリカでは、普通預金=貯める口座、当座預金=支払い口座、らしい。
セントラルパシフィックバンクの担当の方から、手続き用紙を送ってもらい、口座を開設した。
それから、保険の加入。これも、タカコさんの方で手配してくれたので、書類を送ってもらい、サインし・・・あとは、当座預金から口座引き落としの手配。管理費、借地料などを自動引き落としにしてもらった。
それらの手続きをのんびりしていたら、なんと、5月分の経費の支払いまでに間に合わず、個別に手配するハメになり、事務量増!!(4月分の管理費などは、売買の時点でエスクローが清算してくれて、払ってあった)
そして忘れてならないのが、会計士さん。納税者番号を申請してもらった。これも、意外と(というか想像以上に)お金がかかる。

そうして、やっとたどりついたHP開設。
ローンもあるし、まだまだコンドミニアムビンボーは続きそうだ・・・・・・

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