今回のコンド購入を漢字一文字で例えるならば「勢」。
我が家のモットーは、「何とかなる」。
常に勢いで物事を進めている部分があるので、今回も、なんとかなる!と進めてしまった。そして、何とかしてしまった。
全ては、ちょっとした思い付きから始まったのだ・・・・
思いつき
今回のコンド購入を漢字一文字で例えるならば「勢」。
我が家のモットーは、「何とかなる」。
そのせいか、常に勢いで物事を進めている部分があるので、今回も、なんとかなる!と進めてしまった。そして、何とかしてしまった。
全ては、ちょっとした思い付きから始まったのだ・・・・
時は、平成14年11月上旬。
その年の夏に、当時4ヶ月のチビをつれてグアムに行き、次の目標は、ハワイ(^^♪
私は、海外旅行好き。リゾートと都市と遺跡があれば、絶対遺跡。本当はチビがやってくる前は、エジプトの旅(しかも3回目)を申し込んでいた。しかし、妊娠発覚&ツワリでキャンセル料を払って(10万円も!!)泣く泣く諦めたのだ。
しかし、子供が出来たからって、海外旅行は諦めない。子供がいても楽しめるところがハワイだ。
ハワイは、結婚前に女友達3人で行き、気に入っていた。食べ物も日本人向けだし、気候もいい。
チビが生まれたことで、私の旅行の行き先は、遺跡→リゾートへとシフトした。
そして、まずは・・・ということで、4ヶ月のチビとグアムに行ったのだった。
さすがに、ハワイは時差が心配だった。グアム旅行が、何事も無く済んだことで、ハワイ行きが一気に加速〜。
しかし、お休み(夫婦共働き家庭です)の都合から、次回は2003の秋かな・・・と思っていた。
でも、情報だけは、仕入れなくちゃ・・・と、ネットサーフィンをしていたら・・・。
たまたま見つけたジンジャーさんのHP。
大袈裟かもしれないが、運命を変えたHPだ。そのHPには、ジンジャーさんのコンドミニアム購入記があった。
そのときは、「自分も買う」なんて思ってもいなかったので、「日本人でも買えるんだ〜」という程度の思い。で、「いくらあったら、買えるの?」が次。
というのも、我が家の目標は、2つあり、@別荘を持って狭い東京から離れたい。温泉地&スキー場がいいわ)A老後(定年後)は、暖かい所と日本を行ったり来たりの長期滞在生活をしたいというもの。目標と言っても、ダンナと冗談半分に話す程度で、全く具体化していなかったし、今すぐのつもりもなかった。
しかし、ハワイに別荘ならば、一気に2つの目標が達成できる。
幾ら位だろ・・・
ジンジャーさんのHPから、リンクされていたセンチュリー21のタカコさんのHPに行き、一人盛り上がってしまった。物件の詳しい値段は出ていないが、おおよその値段が出ている。
頭の中は、電卓作動中・・・・カエルカモ。
とりあえず、ダンナにメールを送ると「家に帰って相談しよう」とのこと。
あっさり、バカじゃない?!と言われると思ったので、意外と好感触。
うふふ・・・
バニアン・バニアン!
ダンナの反応は、想像以上に暖かく、「まあ、調べてみれば」とのこと。(後で聞けば、すぐに忘れると思っていたらしい)
とりあえず、色々調べてみる。ジンジャーさんの体験記は、当然プリントアウト。そのほかに、「ハワイ別荘取得マニュアル」なる本があるようなので、本屋へ急行!しかし、そんなマニアック(?)な読者は少ないようで、紀伊国屋でも在庫なし。
でも、どーしてもほしいので、本屋さんで取り寄せてもらった。
やはり2週間くらいかかるらしい。うーー、早く読みたい。
自分の中で、コンド購入は、どんどん盛り上がっていく。狙いは、バニアン。なぜバニアンかというと、漠然とした理由なのだが、以前「ハワイ子連れ旅行マニュアル」の本を購入した際に著者のごりパパさんが、「バニアンがお勧め。レクレーションも充実していて、子連れにはいい」とあったので、密かに「ハワイに行ったらバニアンに泊まろう」と決めていたのだ。
そして、ジンジャーさんのHPで部屋の様子や、眺望を確認して、「絶対バニアンがほしい!」となってしまったのだ。
予約した本が手元に届くまでに時間があり、ウズウズ・・・・。ウズウズしていても進まないので、とりあえず、ジンジャーさんが購入した不動産会社のタカコさん(センチュリー21のタカコさんで、以下「タカコさん」)に問い合わせのメールをしてみた。
「バニアンに興味がありますので、資料を送ってください」みたいな内容だったと思うが、とにかくこの時は、コンド=バニアンだったのだ。
そして、タカコさんはバニアンの資料を送ってくれることになった。
毎日、「バニアン・コンド・別荘」と繰り返していたので、ダンナがどんどん乗り気になってきている。あれれ??洗脳されてきた?
金策
タカコさんからの資料&本の到着までの間に、今度は金策。本当は、これが一番のネックなのだ。
しかし、住宅ローンを組んだ時にも、何の苦労もしなかった私たち夫婦。(新築マンションだったので、販売業者と銀行が事をドンドン進めてくれた)
銀行は簡単にお金を貸してくれると思っていた。甘かった・・・・のだ。
なんと、いわゆる「住宅ローン」は、自分がその家に住まないと、いけないらしい。当然ながら、どこの銀行でも「住宅ローン」は借りられない。
すっかり、いっぱい借りて、長〜く返して、低金利・・・のつもりでいた私たちには、大きな壁となってしまった。
お金がないのだ。
住宅ローンがダメならば、「セカンドハウスローン」がある。(いくつかの銀行のみ)これは、自分が住まなくてもいいらしい。早速問い合わせると、「海外はダメ」だそうだ。理由は、抵当権が設定できないかららしい。
「セカンドハウスローン」もダメならば残るは「フリーローン」。
フリーローンならば、その名の通り使い道は自由なハズ。目的自由に貸してくれるだけあって、貸し出し上限は低く、高金利。おまけに、返済期間も短い。
当初考えていた住宅ローンレベルの返済からすれば、かなりかけ離れるが、残る希望は、フリーローンだけなのだ。各都市銀行のHPから問い合わせ先をメモして、電話。電話。
HPには「使用目的は自由」なんて、いいことを書いておきながら、いざ電話をし、「海外に不動産購入」と伝えると、どこもあっさり「ダメ」と断る。
銀行に電話をかけまくり、ようやく借りられるところを見つけたが、金額は小さいし、返済期間も短いし、金利は高い。
大きく膨らんでいたコンド購入の夢は、あっという間に挫折し始めていた。
失速
本が届く前に、タカコさんから資料として、タカコさんの会社の紹介やバニアンの今の売り出し一覧表が届いた。
希望は、高層階で、海が見えること。
ただ、そんな希望を言う前に、やはり我が家では購入できる金額ではなかった。
値段にも波があるようで、売り出し物件のほかに、最近6ヶ月以内での販売データも載っていたのだが、今は以前より上がっているようだ。
前の値段ならば・・・・(涙)。
お金もないし・・・・・(涙)
こうしてあっという間に、我が家のコンド購入は夢となったのでした・・・・・ちゃんちゃん。
アイコロがある!
バニアンがダメでも、すっかりその気になっていた私とダンナ。ダンナもかなり乗り気になってきていたので、二人とも、あっさり諦められなかった。
というか、買えないと思うとなお更欲しくなるのが人間なのだ。
やっと届いた「別荘取得マニュアル」を熟読し、「欲しい」「買えない」の葛藤の日々。しかし、その本によれば、「アイランドコロニー 6万5千ドル〜」(ステューディオ)と書いてある。バニアンモードだったので、アイランドコロニーは眼中になかったのだが、この金額ならばなんとかなるかもしれない!!
ああ、アイランドコロニーという名が輝いて見える。天から、降り注ぐ一筋の光だわ!!
ハワイ中毒者たちのHPや掲示板などで、アイランドコロニーを調べ始めると、ワイキキの中心地だし、高層ビルだし、ラナイ(ベランダ)が広くでよさそうだ。
1ベッドルームが欲しかった(バニアンは1ベッドルームのみ)のだが、アイランドコロニーでも手が出るのは、ステューディオというワンルームタイプ。1ベッドルームから比べれば、小さいけど、ゼイタクは言えない。だって、欲しいのだ。
このころには、買ってもいないのに、すっかり頭の中は「ハワイ」「コンド」「別荘」だらけ。全てが、ハワイに見えるのだ。空想を通りこして、夢遊病?!
バニアンがダメで、凹んでいた分、その反動はすさまじく、よし、アイコロだ〜!!と一気に方向転換。
しかし、バニアンが欲しいと連絡したタカコさんに今更「お金がないので、アイコロに・・・」とは言いにくい。貧乏なクセに、ちょっぴり見栄っ張り根性が出てきてしまった。
そうだ、別の不動産会社に連絡しよう!ハワイは、ハワイ不動産組合に加入していると、コンピューターで物件がリストアップできるらしい。日本のように、「専売」「仲介」の区別がないので、どこの不動産屋さんでも、基本的には同じ物件が購入できる仕組みなのだ。
こうして、別の不動産会社(X社)に連絡を取ったのだった。
買うぞ〜
<2002年12月上旬>
すぐに、X社にメールを書いたところ、アイランドコロニーの売り物件一覧表が、メールで届いた。
なんと、かなりの高層階(30階台後半)のお部屋が手の届く値段で出ている。これしかない!!早速「(30階台後半の部屋に)興味があります」と返事をした。そうしたら、またすぐに返事が来て、「オファーしませんか?(30階台後半の部屋のオーナーに)連絡しておきました」と来たのだ。
え・・・・・
そりゃ、欲しいし、興味もある。
でも、物件も見ていないし、購入後の管理の打ち合わせもしていない。大きな買い物なんだから、即決なんて絶対できない。
ダンナとも相談し、「現地で物件を見たうえで、検討したい」と伝えた。
本心は、検討というよりは、「確認して決心する」つもりだったのだ。
とりあえず、ハワイに行って物件を見ないことには、始まらない。
行けるとすれば、1月の9日から13日の3泊5日しかない。ここならば、3連休にぶつけて、仕事を1日半休めば、行ける。
8ヶ月のチビを連れて行くには、強行スケジュールだけど、これも、ハワイに別荘のため!きっと、喜んで我慢してくれるハズ・・・と身勝手な言い訳をしながら、旅行代理店へと走る。
J○Bのツアーでアイランドコロニー指定のツアーがり、それに決めた。アイランドコロニーに泊まれば、内情もわかるし、ランドリーやセキュリティー等も分かる。
X社には、「1月9日に現地で、(30階台後半のお部屋を)内覧できるように手配してください。」とお願いし、1月9日にアイランドコロニーのロビーで待ち合わせる約束をした。
下準備は万全(シティバンクに口座開設)
ハワイに行き、物件を見て気に入れば、即オファー(=申し込み)するつもりでいた。
諸先輩たちの体験談から、「海外送金は大変」「銀行口座は現地で作るべき」などの情報を得ていたので、できるだけラクして購入できるように、準備は整えておくつもりだった。
銀行は、ハワイに行ったときに、開設すればいい。
が、オファーの際に手付け金が必要らしい。あくまでも手付けなので金額はそれほど大きくないが、少しでも節約したいので、TC(トラベラーズチェック)で持参することにした。
TCだと、現金よりも、レートがよい。両替時に1%の手数料がかかるが、それでもお得。調べると、シティバンクでは、口座を持っていれば、その手数料もタダらしい。
早速、シティバンクに、口座を開設した。シティバンクだと、海外送金も、都市銀行に比べて安い!都市銀行だと、5000円から7000円だけど、シティバンクは、4500円以内(口座残高によっては、もっと安い)。おまけに、24時間ネットでも、電話でも送金できるそうだ。神様のようなシティバンクのサービス・・・。(そのときはそう見えたけど、後で、実際そうは甘くないと知ったのだ)
準備は整ってきた。買う気満々の我が家。誰かこの勢いを止めて〜
管理をどうするか?
購入後の問題は、重要だ。
私たちは、日本で仕事もあるので、行けても年2〜3回。使わない期間をレンタルして、その収益を管理費に充当するのが、一般的らしい。
問題は、その方法。
ジンジャーさんや、bonitoさん(→コンド購入の先輩です)のHPでのレンタルの様子を見たら、とっても楽しそうで「この方法がいい!!」と思ってしまった。大事な大事なハワイのおうちだから、ハワイ好きな人に貸したいし、その橋渡しを自分でしてみたいと思っていた。
アイコロ見学をお願いしていたX社に、そういう風に管理をしたいと伝えるが、イマイチいい返事がもらえない。基本的には、運営は現地の会社に全てお任せして、自分でお客を入れることは、無理らしい。おまけに、X社では、購入後の管理は6ヶ月以上の長期レンタルのみとのこと。
6ヶ月の長期レンタルだと、自分が使えない。それでは、本末転倒になってしまう。粘り強く、「せめて1ヶ月のレンタルをしてくれる会社を紹介してもらいたい(→1ヶ月ごとのレンタルならば、自分たちが使える可能性が高い)」とメールのやりとりをしたが、利回りからすると、長期レンタルの方がいいそうなので、長期レンタルを勧められた。
ん〜、私たちは、お金儲けで、アイコロを買うつもりはない。
困った〜。しかし、欲しい気持ちには勝てず、メールでやり取りをするより、現地で話せば早いかもしれない。短期レンタルが無理ならば、最悪、6ヶ月の長期レンタルをお願いする方向で決心した。
直前キャンセル?
TCも準備できて、ハワイ行きまで、あと2日。
X社とはクリスマス頃に、連絡を取った後、連絡を取っていなかったので、念のために、内覧のお願いをした30階台後半のお部屋は見ることができますよね、とメールを打った。
あくまでも、念のため・・・・と思ったら、なんと、翌日「そのお部屋は既に売却済みです。違うお部屋を案内します」とのメールがきた。
!!どーいうことー!?
頭の中は真っ白。
売れてしまったならば、なぜ、連絡してくれないの?
違う部屋って、いくらの部屋?
この状態でハワイには行けない!
慌てて、タカコさんにメールをした。こうなったら、違う部屋でいいから、タカコさんに紹介してもらおう!
泣きつき(>_<)
すぐに、タカコさんにメールをした。これまでの事情と、狙っていた部屋が売れているらしいことナドナド。この時点で、出発前日・・・。ハワイとの時差を考えると、出発までに返事がもらえるだろうか・・・。
そして、出発の日。まだメールは来ていない。もう待っていられない!勇気を振り絞って、国際電話をかけてみた。すると・・・恐れていたとおり、エイゴ。たどたどしく、タカコさんは??と聞くも、不在とのこと。しかし、今アポを取らないと、ハワイ行がただの観光になってしまう(→普通は、それで十分なはず)。なんとか、タカコさんの連絡先を聞き出し、その番号にかけてみた。エイゴの案内に従い、内線?をプッシュし・・・日本語だ〜。嗚呼、タカコさんだ。
すがる思いで、タカコさんに話すと、「ちょうど、今メールのお返事を書いていたところなんです」。おお、グットタイミング。タカコさんによれば、「クリスマスシーズンで物件が一気に売れてしまい、私たちが狙っていたような手ごろなお値段だったら、すぐ売れてしまったはず」とのことだった・・・。
あやうく、現地のマーケット状況も分からぬまま出発して、がっかりするところだった。それにしても、1ヶ月くらいの間に状況は変わっていってしまうものなのか。日本の感覚では、ちょっとびっくりだ。
とにかく、アイコロの他の部屋で売りに出ている部屋を調べてもらった。
そして、その部屋が見られるように手配をお願いした。しかし、アイコロは、ホテルに管理を委託している場合、すでに宿泊客がいると内覧できないそうだ。
とりあえず、出発まで時間がないので、タカコさんと現地で会う約束をし(あまりに、急な申し出でいつ内覧できるかわからないので、現地で日程を調整することにした)、半ば見切り発車ではあるが、日本を旅立ったのだ。
こんな、いきなり泣きついてくる客、いないだろうなあ〜。タカコさんも相当呆れただろうな・・・(^^ゞ