底地所有権の購入

06年2月。A4サイズの大きめな国際郵便が我が家に届いた。
送り元はハワイ。管理組合だ。

何でしょね?と、開けてみて、びっくりだ。


「底地所有者とアイランド・コロニー・アパートメント所有者組合理事会との間の売買契約が締結されました。まだ、満たされねばならない停止条項が残っていますが、底地所有権の購入を進めることができるようになりました。」
との内容。

底地所有者と組合との停止条項は、「740戸の底地所有権を購入するのに十分な融資が受けられること。」と「住居アパートメント所有者の70%が購入契約を結ぶこと。」らしい。
まあ、その条件は全所有者でクリアするであろうから・・・要するに、土地が買えるのだ。

ハワイのコンドを買う際、不動産会社から、「アイコロは借地権で、将来、2044年で借地権が切れた場合、出て行くしかありません。もし、土地が売りに出たら、何が何でも買ってください。
と、言われていた。その時がいきなりやってきたのだ。

さて、その金額は・・・約400万円
ぎゃ〜!!いきなり、その金額かよ。
と、腰を抜かしてしまった。

それ以上に、びっくりしたのが、契約期限。
署名入りの売買契約書と申込金(1000ドル)をエスクロー会社に提出する締切日が、06年3月1日。
売買契約書および申込金(残りの全金額)がエスクロー会社に到着する期限が、06年4月5日。

仮に4月5日以降、購入の契約をすると、初期の販売価格から10%も上がるそうだ。(下手な闇金並みの%だ・・・)
ご丁寧に今後購入する場合の購入予測金額も出ていた。
4月5日以降に購入すると、約450万円。7年後購入するとなると、約700万円・・・
今後、どんどん、上乗せされていく計算である。

要するに、約400万円を、2ヶ月で用意しなければならない・・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

どうなのよ。どうなっているのよ。

こんな短期間に高額のお金を振り込め・・・・
まさか、振込み詐欺!?
それまた、海外とは手が込んだものだ。
一応、確認しておくか?というとで、不動産会社にメールをしたら、「うそではないですよ。絶対に買ってくださいね。」とのこと。
嘘ではないことにほっとしたが、お金についてはほっとしていられない。。

いきなり、我が家は緊急会議。
夫「そんな大金は我が家にあるのか?」
妻「あるわけないじゃん」
夫「どうすんのよ」
妻「・・・何とかしないとね」

(しばらく無言が続く・・・)
妻「とりあえず、ある限りの積立貯金を全て解約してお金をかき集めましょう」
夫「これだけじゃ、足らないでしょう。後は??」
妻「また、フリーローンで借りるしかないね。」
夫「はぁ〜。また、ローンですか・・・それでも、足らないよね・・・」
妻「あとは、生活費から工面しましょう・・・」
夫「・・・・は・い・・」

なんて、こった。
いきなり、ヤクザまがいのハガキが届いて、「おい!金よこせや」と、言われたような、言われないような気分・・・
それまた、我が家には0歳2ヶ月の子供が産まれたばかり。
ドタバタしている家の中が、さらにドタバタ・・・
でも、何とか乗り切らなければ・・・(というか、乗り越えられるのか??)


売買契約書の送付


まず、「AOAO ISLAND COLONY LEASED FEE INTERSEST SALES AGREEMENT(アイランドコロニー所有者組合 底地所有権売買契約書)」と言う書類に記入をした。
書類は2部。1部はエスクロー宛の郵送用。1部は自分達の控。

もろもろにサインをいれ、ハワイの銀行から1000ドルの小切手を作り、同封されていた封筒で、エスクロー宛に、郵便局から国際書留で郵送した。郵送料は600円なり。

これで、とりあえず、所有者組合に「買うぞ!!」という、意思を示した。


積立貯金の解約

とうとう、解約か・・・
困った時のために、キープしておいた、積み立て貯金。
とうとう、困った時がやってきた。
はぁ。
いつも利用している、某都市銀行の窓口へ。
銀行へ向かい、解約の手続きを取った。

夫「あの・・・積立貯金を解約したいのですが。」
銀「はい。分かりました。では、こちらにご記入ください。失礼ですが、何の用途にご利用ですか?」
夫「はい。いきなり、お金を請求されまして・・・」
銀「はぁ??」
夫「冗談ですよ!(実は冗談ではないですが・・・)、不動産関係の費用に使うんです」
銀「そうですか。それなら、当行にも、住宅ローンなのがありますので・・・」
夫「そうですか。住宅ローンが利用できるようでしたら、ご相談しますので・・・(海外の不動産物件には日本の住宅ローンが使えないのは調べ済み)」
銀「詳しくご説明しましょうか?」
夫「いや!!!結構です!!!(時間の無駄なので、きっぱりと断る)」

その前に、住宅ローンを海外の不動産物件にも使わせてくれよ・・・
確かに担保とすることが難しいのは、重々分かりますが、ここは神様、仏様、銀行様と拝み奉りたい気分であります。

無事、積み立て貯金は解約できた。


保険の書類作成

また、組合から書類が届いた。
書類は3枚。ホチキス止めしてあった。
あと、封筒が1枚。
その他は我が家の控えの書類だった。
今度は日本語の説明もなく、全く意味が分かりません!
「なんじゃこりゃ〜」ということになり、夫婦で呆然。
以前の書類に、日本人所有者の問合せ窓口にマップビジョンさんがなっていたので、メールで問合せをしてみた。
そうしたら、翌日、我が家に電話がかかってきた。
「これは保険の書類になります。手続き上発生してくるものです。金額も??ドルで、諸費用に含まれます。」とのこと。
内容もかなり把握しているらしく、ここにはサインが必要で、ここにはサインが必要ありません。など、丁寧に教えてくれた。
今後の予定について聞いてみたら、「保険の書類を送り返した後、また、契約関係の書類が届きます。これは、公証が必要になりますので、アメリカ大使館に行っていただく必要があります。」
とのこと。
またまた、アメリカ大使館の登場だ。
これで2回目。今度を買ったときに1回行っているので、何となく雰囲気は分かるかな?
それより、年度末の忙しいときにお休みを取れるのか?
それが、心配になってきた。








底地所有権購入レポート到着

また、組合から書類が届いた。
今回は、「Cloent's Fee Conversion Report(底地所有権購入状況レポート)」なる、ご案内みたいなものだった。
今回は日本語訳が付いていた。
書類は3月1日付けになっていた。

まず、購入条件についての現状が書いてあった。
「理事会方針として、住居アパートメント所有者の最低70%(約518戸のアパートメント)が底地所有権の購入契約を結ぶことを条件としております。3月1日現在、約44%の売買契約書を申込金1000ドルが届いています。本日までの経過を見ますと、今回の底地所有権購入は非常に好評を頂いており、組合員の購入参加は、70%には到達する見込みです。」
とのこと。
それまた、「締め切り近くになっての書類の殺到と4月5日の申し込み期限後の10%自動値上げをさけるためにオーナーの皆様が書類を早急に送られるよう強くオススメします。」とのご丁寧な催促的内容。

「頑張ってますよ!」ってば、もう・・・


郵便局からハワイの銀行口座へ送金

あれこれ動き回り、やっとこ、お金が揃った。
あああ・・・・疲れた。
ってなことなので、06年3月に急いでハワイの自分の銀行口座に送金することにした。
今回は郵便局の国際送金の通常振替で送ることにした。
すごい高額なのに400円の送金手数料。
非常に安い。06年4月1日から2500円になるので、今のうちに急いで送った。
これで、ハワイの銀行にはお金が用意できた。
あとは、エスクローからの書類が届くのを待つのみ。
早く来ないかな。


底地所有権購入レポート到着


06年4月5日付けでまた、レポートが到着した。
740戸の住宅アパートメントのうち、547戸(74%)より売買契約書と申込金がエスクローに届き、組合の購入に関する条件を満たしました。
とのこと。
これで、正式に購入決定です。

とうとうエスクローから契約書類が届いた!

06年5月10日とうとうエスクローから書類が届いた。
サインして欲しい箇所が数箇所。なおかつ公証のサインも必要となっている。
でも、日本語の説明が一切無し。
これは困った・・・・

しかし、ラッキー?なのか、もうすぐハワイ旅行の日程が迫っていた。
なので、ハワイの今回の底地購入の日本人担当の不動産屋に相談したら、ワイキキに来た際に、公証を含めて手続きをやりますので、事務所まで来てくださいとのこと。値段は50ドル。
これはラッキー。
日本のアメリカ大使館でも、公証費用で5000円かかるので、値段は同じの上に説明までしてくれるなら、これはハワイで手続きをしよう!ということになり、書類を持って、ハワイに行くことにした。
5月22日にアポを取った。

購入金額の小切手を作成

5月21日に、ハワイに到着後早速、銀行へ向かい、購入金額の小切手を作成してもらった。
高額のため、手書きの小切手ではだめみたい。
銀行で正式?な小切手を作成してもらった。

底地購入へ正式書類を提出

5月22日にとうとう正式に書類契約をした。
某不動産屋に向かい、日本人の担当者と話をした。
奥の部屋へ通され、書類の説明を受けた。
そこへ、アメリカ人の公証人が入ってきて、日本人担当者と公証人と私達とで書類を作成。
15分程度で終了。
これで、書類が完成。
後は、購入の結果を待つだけです。

底地購入完了

06年7月にとうとう、エスクローから書類が届いた。
底地購入が完了しました。

やっと、これで底地が購入できました。

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